デタラメすぎて損はない『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』

頼りになる!

映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』日本語吹き替え版を、『Apple TV』のレンタルで鑑賞。ハンニバル・スミス大佐率いる、凄腕のチームが、濡れ衣を晴らすために大活躍。同名のテレビドラマを観ていた世代としては、役者総入れ替えの新作には期待半分、不安半分というところ。そもそもテレビドラマ版は、日本でのローカライズで一部のキャラにニックネームが追加されるなど、けっこう手が入っていたらしい。コングはバラカス、クレイジーモンキーはマードックが正式名。

新シリーズの導入として作られているので、キャラクター同士の出会いからスタート。冒頭、いきなりバラカスが何の躊躇もなくマードックの操るヘリコプターに乗ったので、何事かと思ったら、そういうことか。ハリウッド映画らしく、ド派手な演出はされているものの、キャラクター性は健在。もし万が一、撃墜された飛行機から戦車で放り出されることがあったら、湖に軟着水する方法の参考になるかも?

日本語版は、声優も総入れ替えされてるのだが、重要なキャラに旧作の声が使われていたり、ニヤリとさせられるサプライズがあったりと、旧作ファンへのサービスも怠りなし。なぜかキッズ映画になっていたリメイク版『サンダーバード』みたいな「コレジャナイ感」はないので、この勢いのままテレビ版の新シリーズも期待したいところですな。

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