『逓信総合博物館ていぱーく』で、年賀まみれと謎の赤バイク

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東京、大手町にある『ていぱーく』こと『逓信総合博物館』へ行く。情報通信関係の博物館ということで、前から気になっていたのだが、ついに来訪叶う。入場料は大人110円。微妙な値段だと思ったが、中は予想以上に充実。期間限定の『年賀博覧会』では、歴代の年賀ハガキがズラリ。戦前の年賀状はお早めにポスターや、切手部分の原画が展示されていたりと、ここでしか見られない資料が満載であった。

常設展示は、日本郵政、NHK、NTT東日本がそれぞれ趣向を凝らした情報通信に関する展示をしている。面白いっちゃあ面白いのだが、展示内容にムラがあって、通信ケーブルの輪切りが並んでいたり、一角だけ展示物すべてに数分の説明アニメーションが用意されていたり、ひたすら世界のポストが並んでいたりと、なかなかにカオス。特にビビッたのは、3階にある「郵便配達シミュレーター」。本物っぽい郵便バイクを操作して、仮想空間で郵便配達を体験できる。えらく気合いの入った筐体にまたがり、ゲームスターとすると、Windows 95時代もかくやという、しょんぼりな3Dグラフィックによるレトロ感満点なバーチャル体験ができます。おそらく、設置してからソフトウェアを更新してないのだろうけど、これだけ立派な筐体に、これだけしょんぼりなソフトを載せたままというのが、箱だけ作ってあとは放置っていう状態を象徴しているように思いました。もったいない。

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