読み方にコツあり。
シャープの電子書籍リーダー『GALAPAGOS (ガラパゴス)5.5型モバイルモデル』で、雑誌を読んでみた。
電子書籍の雑誌には、大別して3つのタイプがある。まずは、シンプルに紙の書籍をスキャンしたもの。これがいちばんお手軽だけど、モバイルモデルの画面だと、若干窮屈。ページを切り替えるたびに画面の拡大率がリセットされるのも面倒です。つぎに、電子書籍に特化したタイプ。文字と図や写真をガラパゴスに最適な形に配置してあるので非常に読みやすい。紙の形式にこだわらないので、文字を拡大縮小したり、動画を埋め込んだりもできる。目次をタッチすることで、目当ての記事にジャンプすることも可能。
最後に、雑誌のスキャンとテキスト表示を切り替えられるタイプ。切り替えアイコンをタッチすることで、表示形式が変わるので、好きな方を選択できる。テキスト形式にすると、写真や表が割愛さたり、スキャン版から離れた場所がテキスト表示されるなど、連携に難あり。
表示形式は雑誌内で変わる場合もある。参考写真に使用している『週刊ダイヤモンドDigital 12/25・1/1号』の場合、雑誌の本文(上4枚の写真)は電子書籍に最適化された形式だけど、付録(下2枚の写真)はスキャン+テキスト形式の複合。どの形式も一長一短な上に混在するとなると、慣れが必要です。読みたい雑誌がどの形式で配信されているかは、試し読みで事前にチェックしたほうがいいでしょう。
定期講読すると、雑誌が自動配信されるそうですが、そこまでして読みたい雑誌もなし。個人的にはゲーム系かアニメ系の雑誌があれば定期講読してみたいです。