絵物語で戦争体験『水木しげるのラバウル戦記』

カラーイラスト有り。

水木しげる著『水木しげるのラバウル戦記』を読む。自伝的作品ではありますが、マンガでもエッセイでもない、従軍中に書いた絵に文章をつけた絵物語風の読み物です。南方戦線に従軍した著者が、現地の人々と交流しながら上官に殴られまくり、敗走しまくりの物語。命を危険にさらす環境でも、しぶとく絵を描き現地民とコミュニケートする様に、執念というか独特の美意識を感じました。

自伝系の作品はあらかた読んだので、そろそろ別なやつに手を出してみるかな。

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