『イスタンブールを愛した人々―エピソードで綴る激動のトルコ』を読んだ

第一次世界大戦前のイスタンブールに、中村商店ってのがあったのか。

松谷 浩尚著『イスタンブールを愛した人々―エピソードで綴る激動のトルコ』を読了。興味を持っている、トルコ関連書籍として手に取りました。オスマン帝国の首都にして、トルコ共和国最大の都市、イスタンブールに関わった十二人の人々の活躍とともに、近代トルコ史および、日本との交流を概観できる。特に、トルコ革命前後における日本との関わりの部分は、もうちょっと早く読んでおけばよかったと後悔。人物誌であると同時に、近代トルコ史としても優れた読み物です。

来年2010年は、「トルコにおける日本年」に定められており、トルコと日本がますます近しくなる年。トルコから贈られた国父の像がヒドイ扱いを受けている問題も、とっとと解決してもらいたいもの。トルコは世界有数の親日国だそうですが、日本にもトルコ大好きな人はいるのです。

トゥルキエ!

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