『ポメラ DM10』と『Willcom D4』で快適連携

にてはいるけと、まったくちがう。

キングジム製電子メモ帳『ポメラ DM10』と、シャープ製のウルトラモバイルPC『Willcom D4』を併用しています。おなじようなコンセプトのマシンを2台持ちしてどうすんの? ……と、僕もちょっぴり思っていたのですが、さにあらず。2台は相互補完関係にあったのです。

ポメラ DM10とWillcom D4

電車、バスなど電源確保が困難な移動中に、ブログを更新するシーンをかんがえてみましょう。そもそも更新するためにはネットへ接続する必要があるため、PHSによる通信機能を内蔵したD4は必須。メール、ブラウジング、エディタなど何でもござれです。しかしD4は、バッテリーの持ちが大容量バッテリーでも3時間ていどと、あまりよろしくない。そして、スリープ状態から入力可能な状態に復帰するのに数十秒はかかる。多機能だけど、そのぶん燃費がわるく鈍重なのです。

そこへ「どぉ~れ」とばかりに、ポメラ先生の登場。ズバシュと居合い抜きのように瞬間起動し、カタカタと、こころゆくまで下書きをうちまくれます。ポメラを買ってから5日ほど経過してますが、ポメラ用アドベンチャーゲームなんてアホなものを造ったにもかかわらず、バッテリー残量はまだ2/3。いったい、いつになったらバッテリーが切れるのやら。バッテリーの持ちにかんしては、D4とはくらべものになりません。ポメラとD4間の連携は、『pomeraCopy』をつかえば、ケーブル接続とわずかな操作だけで完了します。

ブログ更新でいちばん手間のかかるテキストエディットをポメラが分担してくれれば、D4のレスポンスの悪さ、バッテリーの少なさをカバーすることができる。ポメラの機能にはいろいろ不満があるけど、すぐ起動して、いつまでも動作するタフネスっぷりは、不満点をおぎなってあまりある。

ただし、ポメラを動作させるためには、あるていどの明るさと広さを必要とします。暗い場所ではみづらく、立った状態で打つのは困難。すわれても左右に人がいると、肘があたって窮屈&迷惑です。こういうときは、D4のちいさなキーボードで親指打ちをするほうがスマート。暗闇でも満員電車でもまれていても、フルスペックのウィンドウズマシンがつかえるのは、えがたい利便性です。

ことほどさように、おなじモバイルマシンでも、ポメラとD4は真逆のコンセプトによって造られており、それぞれの長所をいかすことで、より快適な更新環境がえられるというワケ。

Willcom D4とRUDO RBK-2000BTII

ちなみに、D4にワイヤレスキーボード『RUDO RBK-2000BTII』をつなげて膝打ちするのもためしてみたけど、これはダメです。振動でD4がグラグラゆれるし、画面が遠くなるので視認性は最悪。快適につかうためには、テーブルの上などポメラいじょうに広い場所が必要でした。

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