Amazon『Kindle Unlimited』の無料トライアル期間終了

現実のきびしさは理想を大幅に下まわる。

Amazonの電子書籍定額読み放題サービス『Kindle Unlimited』の無料トライアル期間が終了。読み放題に指定された本を、いちどに最大10冊まで借りられる。トライアル中は、比較的ラインナップが豊富な一迅社のコミックスを読みまくってた。読者側からすれば、連載中の作品は最新刊の手前まで読み放題で、最新刊は有償購入、完結して一定期間たった作品は全巻定額、ぐらいが妥当な感じなのですが、現実のきびしさは理想を大幅に下まわる。大半の作品が途中までか1巻のみが読み放題で、メジャー作品はすくない。はじまったばかりのサービスなので、これから充実していくのかと思いきや、むしろラインナップが減っているのだとか。

読み放題の範囲を拡大すれば企業の負担がふえて、範囲が拡大しなければユーザが離れるという悪循環。ほしい本は新品で購入する派なので、興味はあるけど買うほどでもない本を読みちらすという、消極的な理由で使うサービスなのも居心地が悪い。ドコモの雑誌読み放題サービスであるdマガジンのように、読みたい記事だけ読むと割り切れれば、定額制も悪くないのだけれど。

残念ながら、トライアル終了後に有償ユーザになろうとは思えませんでしたが、読みたいと思える本が追加されるようなら随時、加入しようと思います。

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