ヱビスから、『100年のコク実感サーバー』がきた

飲むよりメンテが面倒すぎる。

ヱビスから、『100年のコク実感サーバー』なるものが送られてきた。せっせとヱビスを飲んでポイントシールを貯めた結果の応募者全員プレゼント。缶ビールを美味しく注げる装置らしいが、意外とデカい。

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サイトの写真ではコンパクトでメタリックゴールドな機器っぽく見えるけど、実物はゴールド調のプラスティッキーな感じ。子供のころに買った、ゴールドライタンのプラモを見た時のガッカリ感に通じるものがある。

いや、見た目はどうでもいいんですよ、ビールが美味く注げられれば。使い方は、本体に電池をセットして、頭頂にレバーをセットして、ヱビスの空き缶に水を入れてセット……って、空き缶? マニュアル通りにやるためにはまず、空き缶に水を入れて本体にセットし、洗浄を行う必要がある。そりゃ、ポイントシールが120枚たまるぐらい飲んでいるから、空き缶ぐらいありますが、しょっぱなからハードル高いな。

本体に缶をセットするためには、チューブをセットしてフタを缶にかぶせてレバーを手前に引く、のだが、出ない。本体はヴンヴン唸ってるのに、でてこない。これは、缶にかぶせたフタがゆるいため。かなり強めに押し込んで、空気が入らないようにしないとダメ。まだ、ビールを一滴も飲んでないのに、ちょっと嫌気がさしてきた。洗浄を2回やって、ようやく本物の冷えたヱビス缶をセット。レバーを手前に引いて注ぎ、最後に奥に倒して泡を出す。普通のヱビスと、ヱビスザブラックの両方で試してみました。

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たしかに、なめらかな泡が立ちます。ただ、ビアホールでプロが注いでくれるようなクリーミーな泡立ちとまではいかず、わりとすぐ消えてしまった。ビアホール>実感サーバー>手酌という感じ。普通に注ぐより美味い気はするけど、事前準備にかかる手間にみあうかは微妙ですな。飲んだあとも、また空き缶に水を注いでセットして洗浄して、乾燥させて……と、飲むよりメンテが面倒すぎる。

たまのホームパーティで、まとめて5~10缶ぐらいを注ぐという用途にはよさそうですが、毎日の晩酌で1缶だけ注ぐ、という目的には手間がかかりすぎる感じです。

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