パケット通信封印解除『スーパーだれとでも定額』に変更

パソコンのモデムとして使う場合は注意。

携帯各社が2,700円のかけ放題プランを発表する中、ケータイのLCC(ローコストキャリア)を標榜するウィルコムは、プラス1,500円でかけ放題になる『スーパーだれとでも定額』を開始。従来のだれとでも定額にあった、10分まで、月500回の制限が撤廃される。開始は6月からですが、新規、機種変以外のユーザは7月から変更可能とのこと。仕事帰り、さっそく地元のウィルコムプラザへ。かけ放題は、オプションを変更した瞬間から使えるとのこと。ひゃっほう!

……実をいえば、そんなに通話をバリバリするほうじゃないです。よくかけるののは決まったところで、何十分もかけたりしない。だれとでも定額ですらオーバースペックなので、通話放題目当てでさらに上位のオプションをつける意味はないです。

ではなぜ、そんな割高プランにしたかといえば、パケット通信し放題になるから。最近、データ通信はauスマホでやってますが、通信料が上限の7ギガに迫ったりオーバーしたりという状況なので、サブのネット回線が欲しかった。そもそも、かつてのウィルコムはデータ通信に強い会社だったはず。ケータイでWeb閲覧をしたのは、スマホよりも京ぽん、W-ZERO3のほうが早いのです。

現在のPHS端末はWX12K。単体でのデータ通信はもちろん、Bluetoothテザリングによってほかの機器からも接続可能。これが使い放題になるとなれば、かつてのヘビーなデータ通信ができる。さすがに、スマホのリッチな環境になれると、PHSというかガラケーのしょぼい画面は見劣りする。けど、いままで使えるのに別料金になるからと封印していたデータ通信機能を活用できるのは、加算された料金以上にウィルコムユーザの心を解放してくれます。

ためしにBluetoothテザリングでスマホをつないでみましたが、画像の表示は遅いけど、まぁ使えるレベル。ただ、タブレットPCでドラクエXにつないでみたら、いちおう遊べるけど激しい戦闘では通信ラグでまともにプレイできず。それと、モデムとして使用した場合はパケット代のほかに別途、プロバイダー(PRIN)の接続料もかかることに、後で気づく。モデムとしての利用はせず、端末のブラウザかかBluetoothテザリングで利用するのがベターですな。

ウィルコムも、イー・アクセスへの吸収・合併からワイモバイルへの社名変更と、めまぐるしく変化して、現場も大変そう。伝票の表記もイー・アクセスのままだったし。多用はしないとはいえ、PHSのクリアな音声通話品質は、いまだに携帯電話よりも優れてると思う。携帯各社の音質もIP化で改善してくるだろうけど、PHSのサービスがつづくかぎりはウィルコムユーザでおりますよ。

次はぜひ、おサイフ機能つきの新型ガラケーをリリースしてくされ。

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