破砕帯を貫け『黒部の太陽』を観た

なんか貫いちゃいました!

1968年の映画『黒部の太陽』を録画で鑑賞。黒部ダム工事の苦闘を描く。黒部ダムには以前、行ったことがあり、この映画のことを紹介してたので、いつか観てみたいと思ってた。ダム工事といっても、山に堰を造ってせきとめるというダムっぽい部分ではなく、ダムの資材を運ぶためのトンネルを掘ろうとしたら、破砕帯とよばれる砕けた岩の地層にぶつかり、ここを突破するのが大変だったというのがメイン。ダム工事が題材だけど、実質はトンネル掘削映画でした。

地下水の噴出シーンが見せ場で、撮影時には本当に事故になりかけたというだけあり、迫力満点。実在の建設会社の名前がバンバン出てくる割に、資本家と労働者の対立など企業側に遠慮している感じがないのも良い。黒部ダムは、また行ってみたいですな。

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