Windows 7でJAVA6とJAVA7を共存させる方法

いろいろ面倒です。

職場のPCを32bit版Windows XPから、64bit版Windows 7へ移行中。仕事で使うWeb GUIで、古いJAVAでないと動かないものがあったため、移行の際の注意点をいくつか。

古いJAVAでないと動かないのだから、JAVA6など対応するバージョンを入れておけばよいのですが、セキュリティ的には最新のJAVA7を入れておきたい。また、JAVA6のみだと頻繁に最新のJAVAにアップデートせよと言われるのがうっとうしい。こういうときは、JAVA7とJAVA6を両方入れ、基本はJAVA7で、必要に応じてJAVA6を使うように設定する。

まず、JAVA7とJAVA6の最新版を順次インストール。最新版のJAVA7は、以下のページで32bit版をダウンロードすること。自動でインストールすると、64bit版が入っちゃいます。最新のJAVAに対応していても、64bit版だと動かないアプリやWeb GUIもあります。64bit版のWindows 7でも、32bit版のJAVA7を入れるとトラブルに遭遇しにくい。

最新のJAVA6は下記のページからダウンロード。無償ですが、オラクルWebアカウント登録が必要。

本記事執筆時点で最新のJAVA6は「Java SE Runtime Environment 6u45」。すでにJAVA6が入った環境で、JAVA7のインストールアプリが勝手にJAVA6を削除してしまう場合も、下記のページからJAVA6をダウンロード&再インストール。

32bit版JAVA7→JAVA6の順でインストールが完了したら、コントロールパネルでJAVA(32ビット)のコントロール・パネルを開く。

「JAVA」タブ>「表示」ボタンをクリック。

「ユーザー」タブにて、「1.7」の有効チェックを外し、1.6のみチェックされた状態に。システムタブは無視してOK。

これで、Web GUIなどを起動すれば、JAVA6が必要なアプリの確認画面が出たのちJAVA6が起動し、それ以外は最新のJAVA7で起動する。

ただ、僕が試した範囲だとこれでもエラーがでる超古いWeb GUIがあった。これを回避するには、JAVAコントロール・パネルの「詳細」タブにて、「次世代のJAVA Plug-inを有効にする(ブラウザの再起動が必要)」のチェックを外してブラウザを再起動することで回避できました。ただ、これをやるとほかのJAVA6アプリで不具合が出るから、必要なときだけこのチェックを外すのがよいでしょう。

これで、64bit版Windows 7環境でも、32bit版Windows XPと同等にJAVAのアプリが動くハズ。すくなくとも、僕の環境では。

2016/10/04追記

上記の方法が使えなくなったため、現在は以下の方法にて古いJAVAを動かしています。

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