ひたすらリプレイしてベストな結果を積み重ねる感じです。
はじめて買ってもらったファミコンソフトは、マッピーとゼビウス。丸ボタンの後期型ファミコンとセットでした。同年代では遅いほうでですけど、それまでは家の方針でゲーム類を買ってもらえなかったから仕方ない。なんで買ってもらえたかというと、修学旅行で救急病院に担ぎ込まれ、夏休みをまるまる潰す大病から生還したから。当時は死ぬかもなんて思いもしなかったけど、ある意味、命がけでゲットしたファミコンソフトともいえる。死の危険があるからといって、死に恐怖するとはかぎらないという、よい実体験でした。
そんなマッピーの新作がスマホアプリで登場。『タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団』と銘打ち、マッピーの15年後という設定。おなじみ、警官のマッピーと盗賊のニャームコ一味が、館でトランポリンを駆使して宝の争奪戦をくりひろげる。オリジナルのマッピーをベースに、スマホアプリとしてアレンジ。アクションパズル的なゲームに仕上がってる。
今回のマッピーは放っておくと勝手に歩きはじめるので、タッチで床を出して誘導してやる必要がある。トランポリンは何回ジャンプしても大丈夫だけど時間制限アリ。トリッキーなコースを最適ルートでクリアし、★★★評価でパズルのピースがもらえる。ピースをあつめると、なつかしのナムコゲームパッケージとなり、クリエイターの開発秘話が読めるという寸法。オリジナルを遊んだことがある世代にはたまりません。
プレイは無料ですが、広告が表示されたり、一定期間ごとに広告動画の強制閲覧が必要。無料ゲームにはよくあるパターンですが、プレイに集中したいので有料の広告無し版もほしいところ。ステージ48まで進めましたが、雰囲気はたしかにマッピーなのだけれど、プレイしてる感覚は、ルールはちがうもののカイの冒険のソレに近い。ひたすらリプレイしてベストな結果を積み重ねる感じです。
クリアするだけなら比較的簡単ながら、★★★評価を得ようとすると、かなりの歯応え。オールドゲーマーを8ビットの世界にいざなう、古くて新しいゲームに仕上がってます。
マッピーの開発秘話 解禁! ぜんぶ★★★クリアしたけど、高難易度の隠しステージはないの?#タッチザマッピー
【iOS】https://t.co/DrXVZhZsYA
【Android】https://t.co/RBp0KlqBTC pic.twitter.com/Fke0l8h1lL— Ikuo/Yoshitake (@ikuoyosh) 2016年6月16日
|