『VAIO Duo 13』をWindows 10へアップグレード

ようやくWindows 10へアップグレードせよ攻勢から開放されました。

愛用のタブレットPC、SONY『VAIO Duo 13』ですが、近ごろやたらとかまびすしい、Windows 10へアップグレードしやがれという、マイクロソフトの圧力に屈してみました。昨年からメーカー公式にアップグレード可能になってたけど、e-Taxによる確定申告に使ってるマシンだったから、うかつな変更は避けたいところ。けど、年明けに確認したらe-Taxのサポート対象にWindows 10+IE 11が加わっていたので、思い切ってアップグレードしてみた。

おなじDuo 13でも、Windows 8モデルと8.1モデルで手順が異なる。僕は8モデルを8.1にアップグレードした環境。手順に従って事前プログラムを走らせてから、Windows 10にアップグレードさせようとしたのですが、途中で処理が止まってしまう。原因は、マイクロソフトのクラウドサービスである、OneDriveの保存フォルダをSDカードに設定していたこと。いったん、OneDriveの設定を解除してからアップグレードしたらうまくいきました。

Windows 10自体はデスクトップパソコンで体験済みだったのですが、Duo 13はアップグレード前と比較すると処理が重くなった気が。どうやらアップグレード後、システム最適化するまで時間がかかるらしく、電源を入れたまま数日放置したら、多少はマシになりました。

いちばん苦労したのがOneDriveの再設定。アップグレード前はSDカードのドライブをそのまま指定できたけど、Windows 10では不可になっているため仮想ドライブをSDカード上に作成してそこにOneDriveフォルダを指定。ただし、マシンを再起動すると仮想ドライブの設定が外れてしまうので、起動時に再設定するバッチファイルを置いてタスクスケジューラで自動起動させるように。

e-Taxによる確定申告と納税もWindows 10にしたDuo 13で完了しました。表示モードを、キーボードの有無で変更できるので、キーボードをだしているときはデスクトップに、キーボードを収納しているときはタブレットモードになるようにしてる。デスクトップモードはともかく、タブレットモードは操作が独特なので、まだ慣れないです。使いこなせれば便利になるのだろうか。

けっこう面倒でしたが、ようやくWindows 10へアップグレードせよ攻勢から開放されました。