ウィルコムでもかけ放題『スーパーだれとでも定額』

通話定額より、データ通信定額が魅力。

携帯各社が一律、通話定額を開始しようとするなか、PHSキャリアのウィルコムが1,500円の追加料金で『スーパーだれとでも定額』を開始。従来の「だれとでも定額」にあった、PHS以外の回線での無料通話は10分まで月500回という制限がなくなります。基本料と合わせると3,000円ちかくなるので、決して安くはありませんが、僕は良いと思う。なにが良いって、通話とともにPHS通信によるパケット代が定額になること。

現在、新ウィルコム定額プランS(1,381円)+だれとでも定額(934円)契約なのですが、パケット代は0円~2,667円の上限付き従量制。別途スマホでデータ通信をしているので、PHSのデータ通信は使うだけ損なため、可能なかぎり使わないようにしている。現端末のWX12Kは、ブラウザもあるし、Bluetoothテザリング機能もあるというのに、機能が活かせてません。ケータイ端末で、最初にがっつりデータ通信をしたのはPHSなのに、そのPHSでデータ通信を封印せねばならないのは、釈然としないものがあった。

また、auスマホのバックアップ回線も欲しかったのですが、PHSとauスマホにくわえて、あらたにMVNO回線を契約するのは、手間も費用もかかって面倒。そうすると、PHSのデータ通信が使い放題で、オマケに通話が定額になるオプションが、だれとでも定額+566円で使えるのは十分魅力的。回線速度も400Kbpsと、安いMVNO回線と大差ないし、スマホ回線のバックアップとしてなら我慢できるレベル。いや、訓練されたウィルコムユーザならば、256Kbps以上でつながるなんて、夢のような回線速度とすらいえる。

新規、機種変更ユーザは6月から、既存のユーザーは7月からプランを選択できるとのことなので、前向きに導入を検討したいと思います。