つながるけど「使えない」無線LANスポットはどうにかならないものか

無料の一般道に誘導された挙句、大渋滞で動けなくなるようなもの。

auのLTEスマホを使用中。LTEの通信速度は並のADSLぐらいはあって満足してます。出先でもドラクエXが問題なく遊べる。ただ、キャリア的にはLTEをガンガン使ってリソースを消費されるより、無線LANスポットを使って通信の負荷を減らしたいみたい。auスマホにも「au Wi-Fi接続ツール」というアプリが用意されていて、対応エリアなら無料で無線LANスポットにつなげることができます。LTEの7ギガ制限を回避して無料で無線LANが使えるなんて超便利といいたいところですが、「au Wi-Fi接続ツール」というアプリはすこぶる評判が悪い。無線LANスポットにつながらない、つながっても通信できない、つながったけど超遅いと、何度もさんざんな目に遭ってます。

ただ、常に使いづらいというわけでもない。ファミリーレストランなど比較的利用者がすくない場所だと、実用レベルで無線LANに接続できて便利。いっぽう、ラッシュ時の駅ホームだと、利用者が多いためか前述の「使えない」無線LANスポットにつなごうとして通信できず、結局「au Wi-Fi接続ツール」を切ってLTEで通信するハメになることが多い。つまり、場所によって通信品質が安定していないのが問題なわけです。有料の高速道路を使わせたくないばかりに、無料の一般道に誘導された挙句、大渋滞で動けなくなるようなもの。現時点だと、基本的に「au Wi-Fi接続ツール」はOFFにして、ファミレスなど安定して通信できることが期待できる場所のみONにするのがいいみたい。以前、auの販売員の方に話を聞いたら、やっぱり僕と同じように運用してるといってました。いや、混雑時でもちゃんと安定してつながる環境を整備してくれといいたかったのだけど、キャリア側の認識も僕と同ていどじゃ、改善は期待できませんな。

ともかく、いちばん迷惑なのは無線LANスポットにつながらないことではなく、中途半端につながったあげく、通信できない、もしくは通信速度が非常に遅いこと。一定以上の通信速度が確保できない場合は接続を拒否するなど制限して、つながった人は快適に通信できるような仕様にして欲しいです。無線LANスポットの数が多いことを宣伝するのはもういいから、つながった無線LANスポットの品質を安定、向上させる努力をお願いします。