モバイルSuicaのオートチャージって

自動改札入場時オートチャージの略だよね。

母親のスマホに、モバイルSuicaを入れている。スマホでの電子マネー利用に、最初はおっかなびっくりだった母親も、最近はだいぶ慣れたみたい。気を付けるのは、スマホのバッテリーを完全に放電させちゃわないことぐらいなので、それほど心配することもないのだが。ただ、母親が言うにはモバイルSuicaのオートチャージがされないという。Suicaのオートチャージをするためには、ビューカードを登録する必要があり、母親はこの条件を満たしている。スマホアプリの設定もしてる。なのに、指定金額以下になってもチャージされない。結局、オートチャージを設定しいるのに、手動チャージの方法を教えるハメに。

どうなってんだと思って調べたら、モバイルSuicaにオートチャージされる条件は、チャージ金額が指定の金額以下になった状態で、入場時に自動改札にタッチした時とのこと。それ以外ではオートチャージされない。買い物をしたり、バスに乗ったりしてもダメ。自動改札でも出場時や、私鉄との連絡用改札、JRの簡易自動改札でもダメ。つまり、鉄道でSuicaを定期的に利用しない人だと、オートチャージ機能はあまり役に立たないということか。客の利便性やシステム上の問題ではなく、政治的な理由で仕様が決まったとしか思えない。

同じ電子マネーでも、楽天Edyなら指定金額以下になればすぐにオートチャージしてくれるし、クレジットカードも主要なものなら使える。僕自身、モバイルSuicaのオートチャージはビューカードを作るほどでもないので断念しましたが、さらに自動改札にタッチする必要があるとは。客を囲い込むために、ビューカード必須というのは、納得できないまでも理解はできる。けど、チャージするタイミングが入場時、自動改札にタッチした時だけってのは、サービス提供者自身がSuicaの電子マネーとしての有用性を低く見ているとしか思えません。

ICカードを使ってたころは、Suica最高と思ってたけど、スマホアプリに移行してからは楽天Edyの利便性が勝ると感じるようになりました。