『楽天Kobo』が届いた

現状だと、なかなかしんどいぞ、コレ。

楽天のブックリーダー『楽天Kobo』が届いた。コンパクトなパッケージに、機器とケーブルとペラ紙のみという簡潔さが、ちょっとApple製品を思わせる。

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セットアップはパソコンに専用アプリをダウンロード、インストールしてからUSB接続する。楽天IDとパスワードを入力し、Facebookとの連携を設定すれば完了……かと思ったら、ケーブルを外すとシステムのアップデートでしばし待つ。アップデートと再起動が完了し、使ってみるが、プリインストールされているのは青空文庫の名作系のみ。軽いのは良いけど、ページの書き換えにワンテンポあるのは若干ストレス。ためしに、何か1冊買ってみようかと思ったら、専用アプリの使い勝手が悪い。

レスポンスが悪い上に、専用アプリ検索性がイマイチ。電子書籍サイトではとりあえず「ニャル子さん」で検索することにしている。検索される本が「這いよれ!ニャル子さん」シリーズのみなのが良い。で、「ニャル子さん」で検索してみたのだが、引っかからない。ラインナップにないのかと思ったら、ちゃんとある。正式なタイトルである「這いよれ!ニャル子さん」で検索しても、引っかからない。「ニャル」で検索したら、ようやく引っかかった。あと、本によってはタイトルに巻数が表示されないものがあり、表紙画像の小さな数字で巻数を判別しないといけないものがあった。う~ん、わかりにくい。

存在する本になかなかたどりつけない段階で、かなりイライラする。スタートしたてのサービスなので、品揃えが薄く、版権フリーの青空文庫ばかり目立つのは仕方ないにしても、欲しい本が見つけづらいのは早急に改善して欲しいです。とりあえず、プリインストールされた、夏目漱石の「坊ちゃん」でも読んでみます。