道がだんだん失せて行く。
夜通し愛車を走らせて、神奈川県鎌倉市から和歌山県串本町までやってきました。目的は果たしたので、あとは帰るだけですが、また一気に戻るのは辛い。行きは眠くなったら車の後部でゴロ寝するという車中泊まがいのことまでしたけど、帰りはもうちょっと余裕のあるドライブを楽しみたい。
ということで、2日目は一気に鎌倉まで戻らず、静岡県の浜名湖に宿を取った。ここでのんびり1泊してから帰ろうと思い、串本を出発したのですが、なんだか雨がすごい勢いで降っている。ただでさえ、有料道路が完備されておらず走りにくい、紀伊半島東部、和歌山から三重へ続く道を、這いずるように東進。記録的な豪雨だと報道された、尾鷲を通過したのですが、カーナビからは続々と道が閉鎖されたという情報が入ってきて、結局通れたのは海沿いの細い道のみ。車のワイパーを最速にしてもまだ、視界が妨げられるほどの豪雨をかいくぐり、神経を使う細道を縫って、ようやく紀伊半島を脱出。
どうにかこうにか、夕方には静岡県の浜名湖に到着。観光する余力もなく、ホテルでメシ喰って寝ました。浜名湖観光は翌日に持ち越し。