あらしの夕暮れに帰宅

コリャ、帰宅して正解だな。

昼すぎ、職場があわただしくなる。夕方から暴風になるので、すぐに帰宅しなさいというお達しであった。急ぎの仕事はなかったので、すぐに帰宅。正直、そこまでしなくても大丈夫なのではないかとも思ったけど、実際に強風で次々と電車が止まっていたので、正しい判断だったと思う。

早めに帰宅したおかげで、多少遅れ気味ながら電車で帰宅できました。せっかく早く帰ったのだから、新車であらしのドライブを……と一瞬思ったけど、横転した白ジュークが夕方のお茶の間を賑わす愚は避けたいので、自重。おとなしく、録画したビデオの消化に努めました。

稜堡カレンダー壁紙2012年4月

星型の先っちょなんだけどな……。

月例のケータイ用QVGA(320×240ピクセル)カレンダー壁紙を公開。長野県にある龍岡城五稜郭で撮影したのですが、現地にいると星型には見えませんな。

カレンダーなし壁紙も公開。

星型の夢『龍岡城五稜郭』へ行ってみた

日本の星型稜堡を制覇!

17世紀、フランスの建築家ヴォーバンが完成させた、死角の少ない城塞建築、星型稜堡。日本でも幕末に建てられた函館五稜郭が有名です。しかし、日本にはもうひとつ、星型城郭が存在するのです。それが、長野県の龍岡城五稜郭。ぜひ、いちど行ってみたかったので、新車を駆って、いざ長野へ。

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五稜郭を見学する上でネックになるのは、その巨大さ。現地に立つと星型だかなんだか、サッパリわからない。函館五稜郭には、上空から見おろすための五稜郭タワーが建てられていた。しかし、龍岡城五稜郭には、そんな大それたものは不要。

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中は小学校になっており、台所など一部の施設が残るのみ。非常にコンパクトな造りなので、星型のフチを1周するのに三十分もかからない。とりあえず五隅を制覇。

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規模は函館五稜郭の4分の1。堀も一部は未完成。写真を見てもわかるとおり、石垣は低く、そもそも、星型稜堡は平地に造るものなのに、近くに山があったりして、大砲で狙い放題。本気で当時の兵器を防御できるとは思えない。どうやらこれ、当時の領主、松平乗謨(のりかた)が、実験的というか趣味というか、ともかく造ってみたかったから造っちゃった代物のようです。


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規模が小さいので星型であることはなんとなく実感できるのメリットですが、実用的な城郭ではなく、星型稜堡のミニチュアのようなもの。愛すべき、無用の箱庭であると感じました。