映画『ヒューゴの不思議な発明』駅の妖精少年大活躍?

ヒューゴはGK!

映画『ヒューゴの不思議な発明』を劇場で鑑賞。20世紀初頭のフランス、パリを舞台に、駅で時計のメンテナンスをしながら、父親の残した自動人形を修理している少年、ヒューゴの不思議な体験を描く。CGを多用した映像美がすばらしい。リアリティを追求するより、CGならではのディテールで魅せるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』に通じるものがある。苦難の末に、自動人形を修理するとあらビックリ……というのを期待したのですが、さほど驚きの展開にはならず。もっとファンタジーな展開になるかと思っていたら、映画創成期の苦労話みたいな展開に。邦題の問題ではありますが、主人公、発明してないじゃん。

水準以上の感動話にはなっていますが、同監督の作品としては『ニューシネマパラダイス』の方が完成度は高いと思います。