『ARROWS Z ISW11F』でおサイフ機能を使ってみる

慣れれば便利ですな。

auのスマートフォン『ARROWS Z ISW11F』を購入。おサイフ機能つきの端末を使うのは初めて。

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ARROWS Zで電子マネーを使用するには、読み取り端末に、本体背面のカメラ脇にあるFericaチップを近づける必要がある。カメラレンズのあるあたり、と覚えておくと間違いない。読み取り端末によっては、タッチする場所がシビアなものもあるので、ベストなタッチポイントを把握しておくべきです。

電子マネー機能は、本体の電源がOFFの状態でも使用可能ですが、バッテリーを抜くか、完全に空になってしまうと使用不可。電源を切らさないのは当然として、もし切れそうなら速やかに電源OFFして最低限の電力を確保するか、予備のバッテリーかモバイル電源を用意しておくべきでしょう。

基本的なノウハウはこれぐらいにして、首都圏で使えるおサイフケータイ機能をいくつか試してみました。

まずは電子マネーの『Edy』。クレジットカードを登録して2日で使えるようになりました。オートチャージに対応しているので、指定金額以下になったら、指定金額を追加する設定ができるのが便利。

お次は、JR東日本の電子マネー『Suica』。こちらは電子マネーのほか、Suica定期券も使える。さっそく定期の設定を移行。電子マネーの残額は、金額が確定する翌日にならないと移行できませんが、定期券の機能はすぐに使えるようになるのが便利。オートチャージにはView Suicaカードへの加入が必要ですが、端末ですぐにチャージできるので、View Suicaカードにしなくても、さほど不都合はないと思う。

そしてもうひとつが、ヤマダ電機のポイントカード。最近はポイントカードだと来店ポイントがもらえないけど、おサイフケータイなら付与されるとのことなので。手続きには、専用のアプリをダウンロードして登録をした上で、ヤマダ電機に来店してポイント移行への申請が必要。無事にポイントを移行できましたが、来店ポイントを取得するための「ケータイdeタッチ」登録には失敗。仕方なく、再度来店して端末の登録をしてもらうことで無事に使えるように。ポイントの移行と、端末の登録を忘れずに。

家電量販店系のポイントカードサービスとして、ヨドバシカメラのゴールドポイントカードと、ビックカメラのビックポイントカードも登録。ビックはオンライン上の手続きでおサイフ登録もポイントの移行も完了しましたが、ヨドバシについては来店してカードとおサイフ携帯を紐づける手続きが必要でした。ビックの方が簡単ですが、セキュリティ的にはヨドバシの方がしっかりしていると感じた。ここらへんは、一長一短ですな。

おサイフ機能を使っていて一番の難敵は、おのれ自身。モバイルSuicaに移行したのに、いざ改札をくぐろうとすると、愛用の定期入れをタッチしてしまうことが、数度ありました。無意識レベルでスマートフォンを取り出せるようになるまで、苦闘の日々が続きそうです。