もっさりと目が離せない潜水艦『スティールダイバー』

先を読め! 操作をミスるな!

ニンテンドー3DS『スティールダイバー』のノーマルモードをクリア。エンディングを見ました。メインの潜水艦モードは、タッチペン操作で潜水艦を操作して敵陣深く潜り込む。潜水艦は非常にもっさりしており、潜水、上昇、前進、後進は早めに操作しないと、慣性で余計に動いてしまう。わずかでもタイミングが遅れると、壁に激突したり、敵に激突したり、機雷や魚雷に激突する。ダメージを受けると浸水する場合があり、浸水箇所をタッチして止めない限り操作不能。狭い場所で敵に囲まれた場所で操作ミスをすると、ダメージ→操作不能→復旧前にダメージといったコンボを連続で喰らう場合も。魚雷による攻撃は、通常では誘導が一切なく、軸線がすこしでもブレると、眼前にいる敵に当たらないこともしばしば。敵の魚雷はしっかりホーミングしてくるのに、こちらは無誘導。彼我の技術格差にしょんぼりだ! テンポはスローモーながら、一瞬も気が抜けないシビアさのため、移動中のプレイには適していません。

もとはDS用に開発されたゲームだそうですが、3DSとの相性は良い。動き自体はゆっくりなので、視点が大きく動くこともなく裸眼立体視が崩れることは少ない。リッジレーサーやパイロットウイングスよりは、立体で見やすいです。独特の操作感は、慣れるまでに時間がかかる。画面タッチが基本なので、タッチペン操作をミスすると、操作はわかっているのに激突といった事態も発生する。上下左右の操作は十字ボタン、昇降舵の操作はアナログスティックでもできるようにして欲しかった。

ノーマルモードはクリアしましたが、より難しいエキスパートモードはまだはじめたばかり。どこまでやるかわからないけど、まだまだ鋼鉄の潜行者として大海を征くのです。