古典的ではありますが。
『ニンテンドー3DS』で撮影できる立体写真。画質はイマイチですが、モニタ上で裸眼立体視できるのは非常に面白い。奥行きのある風景は、絶好の撮影スポットです。3DSで撮影した写真は、「MPO」という形式で保存され、立体写真に対応したビューワーでないと開けない。ただ見たいだけなら、ファイルの拡張子を「.MPO→.JPG」に変換すればいいのですが。このMPO形式の写真を、なんとか非3Dモニターや3Dメガネを使わずに見る方法はないものか。
ありました。
やりかたは単純で、MPOファイルを左右の画像に分割して、アニメーションGIFで連続表示させるというもの。今回はファイルの分割に「ステレオフォトメーカーVer4.33a」、アニメーションGIFの作成に「Giam 」というフリーソフトを使用。同様の機能があれば、どのソフトでもいいでしょう。
手順としてはまず、ステレオフォトメーカーで分割したいMPO形式のファイルを表示させる。
「ファイル>左右の画像を別々に保存」で、任意の場所に分割したJPG形式のファイルを保存。
次いでGiamを起動し、分割したJPGファイルを連続して読み込ませる。
メニューしたにある「ウェイト有り」がチェックされていることを確認し、表示切り替え時の待機時間を指定。値は10~20ぐらいで。今回は「15」にしてみた。ウェイトの設定は1コマ目と2コマ目、両方に設定しましょう。
「ファイル>名前をつけて保存」を選択し、任意の場所と名前で保存。以下のオプションが表示されるので、そのまま「OK」をクリック。
これで完成!
ちょっと手間はかかりますが、立体写真の楽しさを2Dモニタでも楽しめるのではないかと。
もちろん、ゲームの画面も同じ方法で疑似立体化可能です、犬。