すれちがい通信のコツ『ニンテンドー3DS』

すれちがえる!

携帯ゲーム機『ニンテンドー3DS』では、すれちがい通信機能がDSよりも強化されている。いちどに12作品の通信が設定できて、ゲームをプレイ中でも勝手に通信してくれる。要は、すれちがいを設定して、ゲームをプレイするかスリープモードにしておけばOKなのです。DSのドラクエ9のように、ゲーム内ですれちがい通信を設定して、3人すれちがったら再設定……といった煩雑さからは解放されました。

かように便利になったすれちがい通信ですが、実際に試してみると、なかなかすれちがいが成功しない。発売直後のため、絶対的な母数が足りないのでしょう。ドラクエ9最盛期のように、1時間も人出が多い場所で粘れば、百人ぐらい余裕ですれちがえる状態には、ほど遠い。首都圏でこの状態だから、地方はさらに厳しいでしょう。

ドラクエ9のすれちがいを1000人以上やった経験から言うと、すれちがい通信を成功させるコツは、通信をやっている人が多くいそうな場所へ行くか、人通りの絶対数が多い場所へ行くこと。人の流れと逆方向に進むか、隅で立ち止まって待ち構えること。具体的には、ゲームショップやゲームセンター、オタク系のショップなどは、通信を設定している人が訪れる可能性が高い。あとは、駅の改札口やショッピングセンターなど、人通りが多い場所が狙い目。繁華街などは、人通りが多くてもすれちがい通信をやっている人は少なめ。秋葉原や、コミケ会場などは別格でしょう。

試しに仕事帰り、上記のポリシーで横浜駅前をふらついてみたら、10人ほどすれちがうことに成功。ようやくトータルで20人を超えました。ドラクエ9の最盛期とは比ぶべくもありませんが、発売直後にしてはそれなりにすれちがえるのではないかと。今後の普及に期待ですな。