iPod touchに車載ホルダーを設置

ウム、具合よし。

最近『iPod touch』を愛用してる。携帯音楽プレイヤーとしてではなく、もっぱら情報端末としてですけど。モバイルWi-Fiルータ『Huawei E5830』のおかげで、無線LAN→Willcom Core3G回線経由で、どこでも情報を得られます。ここまで便利なら、車に乗っている時も使ってみたいので、『携帯電話・iPod車載ホルダー FUN-HLD2BK』を購入、設置してみた。

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エアコンの送風口にアタッチメントを取りつけ、車載ホルダーを設置。ほかに、粘着テープで固定するアタッチメントも同梱。ホルダーはボタンを押すとストッパーが展開するので、好みの位置に固定できます。汎用のため、iPhone/iPod touchに限らず、携帯機器ならいろいろ固定できる優れ物。『iPod touch』の地図アプリで道案内をさせれば、カーナビの代わりになる……かな? もちろん、FMトランスミッターもつけたので、音楽だって聴けますよ。

『黒のローテーブル』を購入

いい加減、買い替えないと。

自室で使っているテーブルは、こたつのヒーターを外したもの。古いのはいいとしても、天板がボコボコで、そのままだと書き物にすら使えないという逸品。さすがに不便だし、見栄えも悪いので折りたたみ式のローテーブルを購入。

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いろいろ見てまわったけど、結局ニトリで売ってた3900円のものをゲット。そこそこオシャレで、縁に丸みがあって腕を置いても痛くならないのをチョイスしました。実用的には問題ないけど、なんかツルツル黒光りしてて、慣れるのに時間がかかりそうです。

『総員玉砕せよ!』ネバーギブアップの末路

悲劇と喜劇が表裏一体となった玉砕のドラマです。

水木しげる著『総員玉砕せよ!』を読む。ちょうど、朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で語られている、戦争体験を元にした長編マンガ。妖怪マンガが有名な水木先生ですが、実体験があるだけに、戦記マンガも迫力がある。太平洋戦争末期、南太平洋のニューブリテン島にて、追い詰められた日本軍が2度のバンザイ突撃の末に玉砕する様を描く、実話に脚色を加えた作品です。数ヶ月後には敗戦が確定するというのに、無駄に命を散らすこともなかろうにと、結果論では言えますが、当時の状況では、そうも言っていられない。かと思えば、下っ端の兵隊は不足しがちな食料を調達すべく、芋を掘ったり、バナナを取って盗られないよう地面に埋めたりと、たくましく生きている……かと思いきや、ワニに食べられたり、魚を喉に詰まらせたりと、戦闘以外の理由で命を落としたり。悲劇と喜劇が表裏一体となった玉砕のドラマです。ネバーギブアップ精神だけで勝つ気のない、死ぬ気満々の指揮官だけは勘弁な。

『なれる!SE―2週間でわかる?SE入門』を読むSE

入社2日目で、シスコルータのコンフィグを書くんですか、そうですか。

『なれる!SE―2週間でわかる?SE入門』を読む。ネットワーク系システムエンジニアの業界を舞台にしたライトノベル。就職難の末に、システムエンジニア業界に入ることになった主人公が、知識ゼロの状態から、無茶な業務で無茶な活躍をする話。この業界を知っている人にとっては、ナルホドと思わせる描写が随所に描かれており、誇張はされているけど、まったく荒唐無稽ではないところが絶妙。もっとも、この作品で描かれるような、機材は一通りそろっていて人材も優秀だけど、課されるミッションが過酷な職場もあれば、放置プレイと丁稚奉公で、先の見えない、待つのが仕事のような職場もあるんだよな……と、仕事明けでヘロヘロになりながら読んでました。

むしろ、この業界のことを知らない方の感想を聞いてみたい作品です。

デジタルサイネージが誘う、ウコンの力

最近、仕事帰りに品川駅で、デジタルサイネージ式自動販売機の前に立つ。

自動認識で、その人に合った商品を勧めてくれるのだが、なぜかそのラインナップに「ウコンの力」が含まれている。ほかはバラつきがあるのだが、コレだけは変わらない。普段、スタミナドリンク系は飲まないのだが、コレは大丈夫なのだろうか?

調べてみたところ、二日酔い対策に飲むものらしい。ここしばらく、二日酔いになるほど飲んだことってないのだが、それでも僕には必要なのだろうか。まだ、勧めに応じて買ったことはないのだが、変に元気になる成分も入ってないようだし、酒も飲まずに買っちゃうかも。

地デジの字幕放送が便利だけど……気になる点

便利なんだから、見栄えも考えようよ。

僕の父は年のせいか耳が悪い。昭和を生き抜いた古強者も、いまやテレビ大好き、クーラー必須の現代っ子。自宅でテレビが楽しめないのは、ちょいと酷です。もちろん補聴器も使っていますが、音楽とセリフが重なると、音楽が勝って意味が理解できないのだとか。──なら、地デジの字幕放送を使えばいいじゃないと、アドバイス。そう言っておきながら、自分では使ったことがなかったのですが、字幕ボタンを押すと、あら便利。セリフを文字にしてくれるのはもちろん、誰のセリフかもフォローが入る。音楽が鳴っている時は音符記号で教えてくれる。無音でも意味が通じるように考えられているので、耳の遠い父にはちょうどいいようです。

ただ、字幕が邪魔で画面が見づらいのは我慢するとしても、表示される字幕の文字がいただけない。高画質のモニターなのに、ガリガリでやる気のないフォント(書体)なのはもったいない。モリサワの新丸ゴ(丸ゴシック体)とか、可読性が高くて見栄えのいいフォントを設定できれば、もうちょっと見栄えが良くなると思う。せっかく手間をかけて字幕をつけてるんだから、デザイン性にも気を配るべきでしょう。

『ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク』を試す

8000越えるって、どんなマシンだよ?

自宅のデスクトップパソコンを新しくしてみた。かなり高めの奴を買ったのだが、いったいどの程度のものなのかは、よくわからない。車にたとえるなら、日本の公道を走るには十分すぎる性能だけど、時速300キロ出せるのか、200キロ止まりなのかは判断がつかないのです。そこで、ベンチマークソフトの出番。このソフトを動かせば、ある程度は客観的に性能を比較できる。特に高いマシン性能を要求するという、ネットワークゲーム『ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク』を試す。

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キャラクターと画質を選んでスタートすると、船上を舞台とした寸劇仕立てのベンチマークプログラムが起動。結果は「4992」なので、「【4500~5499】 快適:快適な動作が見込めます。描画クオリティを高めにしても快適に動作すると思われます」とのこと。このパソコンなら、FFXIVをプレイするのに問題はなさそうです。

しかし、性能高めのこのマシンで4992って、「非常に快適」とされる8000オーバーって、いったいどんなマシンを想定しているのやら。ちなみにFFXIVは面倒そうなので、プレイする予定はありません。

もしiPod touchで『もしドラ』を読んだら、危険

なまじ面白いだけに、危険をはらんだエンターテイメントです。

iPod touchで電子書籍版『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を読む。本屋で平積みされてて、前から気になってたのだが、電子書籍版があると聞き、購入してみた。タイトル通り、高校野球部の女子マネージャーが、経営学の名著ドラッカーの『マネジメント』を参考に、部の甲子園出場をマネジメントする物語。ライトノベル調のフォーマットで、経営学を学べるエンターテイメント。ドラッカーに私淑することで弱小野球部を改革していく主人公の活躍には、手に汗握るものがある。読み終わると、思わず原典である『マネジメント』を手に取りたくなる絶妙な造りです。

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だがちょっと待て……これがフィクションであることを差し引いても、話が上手すぎやしないか? あらゆる問題を、『マネジメント』という聖典に従うことで解決しているように見えるけれども、才能を秘めながら、能力を発揮できずにくすぶっている人材が周囲にいて、怪我や不祥事といった想定外のトラブルも起こらず、用意された不和や不幸が、主人公の活躍を際立たせるためだけに存在する。物語に引きこまれつつつも、この周到に計算された展開に危険を感じたのも事実です。さながら、美味い料理を造ればすべての問題が解決する『美味しんぼ』のように。いや、終盤の「不幸」でご都合主義的な成功談を否定してみせるだけ、より巧妙な手口といえる。なまじ面白いだけに、ドラッカーへの盲信を産む危険をはらんだエンターテイメントです。

ちなみに、電子書籍版は書籍版の半額と安く、読みやすかった。唯一の難点は、紙の本とちがって読み終わってから、友達に貸すのが難しいコトぐらいかな。

仕事カバンと財布と定期入れを新調

長年愛用していた、仕事カバンと財布と定期入れを新調。

特に思い入れがあるわけでもありませんが、気がつけば10年以上使ってた。いいかげん、ヘタリ気味だったので新しいものをそろえて購入。ヤマダ電機で買ったけど、ひさびさに売り場を見ると品物の傾向が変わってた。カバンは、側面がパカッと開くタイプではなく、上面をファスナーで開閉するタイプばかり。財布も、SuicaやPASMOが普及したせいか、表面に定期入れの透明カバーがないものもあり。今の自分に合いそうな品をそろえてみた。ウム、悪くなし。