通称『GENOウイルス』の脅威が進行中

どうしたものやら。

パソコンには、とりあえず有料のウィルス対策ソフトをいれておけば安心……と思っているのですが、その常識が通用しない『GENOウイルス』というのがあるそうです。Adobe ReaderやAdobe Flash Playerの脆弱性をついたもので、某企業サイトで発見されたことから命名された。サイトをひらくだけで感染し、二次感染もありうる。パスワードなどをぬすまれる危険があり、根絶するにはシステムの再インストールが必要。なにより、ウイルス対策ソフトでは検知されないことがある、というのが怖ろしい。いずれは対策されるにしても、それまではノーガード状態です。

確認方法としては、C:\WINDOWS\system32\sqlsodbc.chmファイルのハッシュ値をしらべ、規定の値なら大丈夫とのこと。さいわい、僕のパソコンは感染していませんでした。感染したマシンでFTPを使用してWebサイトにデータをアップロードすると、感染サイトになってしまうので、他人事ではありません。

確実な検知、駆除方法がみつかるまでは、自衛するしかないようで。感染したサイトにアクセスしなければ大丈夫とはいえ、アクセスする先が感染していないという保証はどこにもない。Webサイトの管理者で、FTPソフトを使用されるかたは、特に注意が必要です。