ついにポメラとの連携機能を搭載気味。
ポメラっぽいインターフェイスをそなえたフリーのテキストエディタ『pomeditor』の最新版を公開。表示まわりはそれなりに完成したので、ポメラとの連携やファイルの取り扱いを改良。まずは、ポメラの最新編集ファイルを自動で取得する「pomeraリンク」機能。この機能を使用するためには、ポメラ本体のドライブ直下に、フリーソフト「pomeraCopy」をインストールしておく必要があります。
以下のページからプログラムを入手し、セットアップしてください。
まず、ポメラをUSB接続しておきます。
pomeditorで編集しているときに、「pomeraリンク」機能を呼びだします。
「設定>pomeraリンク」は、ポメラでいう「設定>PCリンク」のメニュー位置から選択します。
この機能は、「pomeraCopy」の実行ファイル「pomerCopy.exe」を検索し、pomeditor上から実行するものです。ドライブ直下に「pomerCopy.exe」があるドライブを「pomeraドライブ」、つぎのドライブを「microSDドライブ」であると判断しています。
このように、編集位置にポメラで編集していた文章がコピー&ペーストされます。
ペーストするだけなので、「pomeraリンク」実行以前の文章は消えません。
ちなみに、ポメラの古いファームウェアだと、「text~.tmp」という一時ファイルが作成されていましたが、「Ver.1.1.0」以降は一時ファイルが見えない仕様に変更されています。最新の「pomeraCopy」はこの問題に対応しているので、古い「pomeraCopy」を使用されているかたは最新版(本記事の執筆時点では、pomeraCopy Version 0.02a)にアップグレードしてください。
僕も、この機能を実装しようとしてはじめて、一時保存ファイルの仕様変更をしりました。
その他、以下のような機能を実装。
- 最後に編集していたファイル名を記録し、再起動時に自動で読みこむ機能を実装
- プログラム終了時に保存されていないテキストを、pomeditorの実行ファイル「pomeditor.exe」のあるディレクトリに、「text~.tmp」という名前で一時保存
- カレンダー表示機能を実装(実機同様、表示するだけ)
- その他、pomeraで設定できる機能と同等な、Windowsの機能(日付と時刻のプロパティ、文字コード表など)を呼び出す機能を実装
- テーマがWindows XPの状態で、ボタンが白くつぶれる問題を解消
- ウインドウサイズを初期設定にて固定
最新版の入手は、以下のリンクからお願いします。