『街へいこうよ どうぶつの森』は犯罪者に狙われている?

Nintendo Wii『街へいこうよ どうぶつの森』。

……が、なにやら犯罪手段として悪用される可能性があるそうで。不特定多数のひととコミュニケーションできるだけに、犯罪者が子供に接触する手段として、『街へいこうよ どうぶつの森』のようなゲームが悪用される可能性があると、米国で指摘されたそうです。

僕も、若いお子さんとおぼしきかたとボイスチャットしたことあります。そりゃぁ、犯罪者が悪用することも可能でしょうけど、それはどうぶつの森にかぎったことではなく、子供がふれる可能性のあるネットワークすべてにいえることではないかと。ネット接続中は親御さんがうしろで見守るぐらいの配慮は必要でしょう。

犯罪行為ではないにしろ、ネットワークごしに接続する以上、予期しないトラブルに巻きこまれることはある。いまだからいいますけど、僕もフレンドコードを交換した相手に、自分の村の樹を切りまくられたことがあります。システム上可能であるからには、勝手に切られても文句はいえませんけど、おたがいにそういう狼藉はしないという暗黙のお約束がある……と思っているのは、こちらだけかもしれません。以来、僕は樹を切られても花を抜かれても構わないという覚悟のもと、ネットに繋げるようにしてます。さいわい、その事件いらい、不快な思いをすることもなく今日にいたるわけですが、あそびに行ったフレンドの村で、高価な家具が地面に放置されていたり、金のバラやスズランが整然と植えられているのをみると、いまの僕にはこういう真似はできないなと思うわけです。

節度と理性ある、クリーンなプレイを心がけるのはもちろん好ましいことだけれど、ネットワークごしにいる相手が、自分とおなじ志をもっているなどとは、ゆめゆめ思わないほうが良いでしょう。