『7th DRAGON(セブンスドラゴン)』で快適ドラゴン征伐

Nintndo DS『7th DRAGON(セブンスドラゴン)』を開始。

いま、あえて王道なRPGを造ってしまおうという、ひとまわりした感のある新作ゲーム。昨年から注目しており、『世界樹の迷宮』シリーズにハマッた流れからプレイしています。現在、ようやっとオープニングイベントが終了し、本格的なドラゴン征伐を開始したところ。本作を開始すると、いきなり超シンプルなみおろし型の画面に、唖然。DSは処理能力的にNintendo 64≒初代プレイステーションぐらいの性能はあるはずなのに、まるでスーパーファミコンやゲームボーイアドバンスのような……いや、ケータイアプリでもよさそうなマップデザイン。でも、無駄に歩かされたり、豪華すぎてみにくい画面になるよりは、スッキリしてて良いです。

キャラメイクをして、街で情報収集をして、装備をととのえ冒険に出発。キャラクターの育成は世界樹にちかく、スキルポイントのわりふりによってカスタマイズがおこなえる。たとえば、ファイターなら剣か斧のどちらかに集中して技をおぼえさせたほうが良いとか、ヒーラーなら優先的に回復魔法をおぼえさせたほうが良い……ただし、ポイントをわりふりすぎると、魔力の消費がおおくなるので、よく使うスキルはあえて最低限のポイントをわりふるという具合に、世界樹のセオリーがかなり通用する。ここらへんをふまえたうえで効率的にプレイしていると、序盤はかなり楽。バランス的には、セオリーを知らない方にあわせている感じです。戦闘画面は、ドラクエふうなコマンド選択式ではなく、リング状にならんだアイコンを選択する方式。みためがちょっと変わっているけど、なれれば問題なし。Aボタンを押しっぱなしにすると、戦闘がサクサク進行して気持ちいいです。ただし展開がスピーディーなぶん、味方の体力が削られているのに気づきにくいのは、要注意。

僕のパーティー編成は、ファイター、ナイト、ヒーラー、メイジという超堅実な構成。ザコ戦ではファイターが主力で、ボス戦ではメイジが主力。メイジの火力が高いので、無属性魔法を連発するだけでほとんど駆逐できてしまいます。オープニングイベントが終了し、これから本番戦というところですが、お約束をまもったRPGのフリをして、どこかに牙をかくしている気配があり、油断なりません。サウンドは主張しすぎず、それでいて無視のできない、ふしぎな印象。アクトレイザーや世界樹ともちがう新境地ですね。

そんな感じで、これからフロワロ(ドラゴンがもたらした毒花)にみたされた世界を冒険してまいります。