あなたにとって名作といえるゲームを3本あげてください

マイフェイバリットなゲームソフトを3本あげよという記事があったので、僕も考えてみた。

スーパーマリオならマリオ3、ドラゴンクエストならドラクエ1、ファイナルファンタジーならFFIII、ゼルダの伝説ならディスクシステム版ゼルダの伝説。ドラクエやゼルダで初代をあげているのは、どれもファーストコンタクトだったから。デキの良さなら、ドラクエIIIや時のオカリナのほうが上だと思う。ただ、ここらへんはだれでもあげそうだから、もうちょっとマイナー系でかんがえると……。

RPGなら『ワイルドアームズ』

レースゲームなら『レイジレーサー』

戦争モノなら『パンツァーフロント』

……といったところ。

『ワイルドアームズ』好きは何度か書いてますが、やっぱり初代のインパクトは大きい。ウェスタン調のRPGで、3人の主人公のだれからでもスタートできる自由度。サウンド、シナリオ、グラフィック、システムのどれもが野心的で、なにより作り手が、自分のすきなモノをひたすら詰めこんでみましたヨ、という熱気がビンビン伝わってくるのが良かった。RPGがプレイヤーへの接待ではなく挑戦であることを再確認させてくれた。オープニングムービーはシリーズを通して2ndが最高峰。

『レイジレーサー』は、名作レースゲーム、リッジレーサーの系譜ではあるのだけれど、それまでのトロピカルな雰囲気を一新した、モノクロフィルムのようなくすんだ質感が斬新だった。ゲームを象徴する車が、架空の古びたスーパーカーだったり、ギアチェンジがマニュアルのみの車があったりと、じつに硬派な造り。あとにもさきにもない、この成熟した雰囲気がたまりません。そして、オープニングムービーが最高すぎる。

『パンツァーフロント』は、戦車がいかにみじめな兵器であるかを痛感させられた。中戦車軍団で重戦車をとりかこみ、味方をおとりにしつつ背後にまわって撃破。重戦車で砲煙弾雨の猛攻に突撃と、つねに相対的劣勢に立たされる。強けりゃ強いなりに、苦労させられるのです。無数の撃破と被撃破を経験しながら戦場をはいずりまわる日々は、バーチャルとはいえ僕にとっては忘れられない、戦争体験です。戦争、良くない。

ほかにも思い出ぶかいゲームはたくさんあるけど、3本に限定してみると、初代プレイステーションのゲームばっかりになっていまいました(パンツァーフロントはドリームキャスト版もやったけど)。やっぱり、このころが、いちばんゲームに傾倒していた時期なのかも。

みなさんにとって、名作といえる3本のゲームは、なんですか?

■2009/02/18追記

Internet Explorerにて、YouTubeの動画表示でスクリプトエラーが発生していたため、動画の埋め込み方式を変更しました。OperaとFirefoxではエラーにならなかったので、気づくのが遅れました。ご迷惑をおかけしました。