無線LANの暗号化方式をWEPからWPAにした

 ウェップ奇異

 無線LAN装置で多く使われる、WEPという暗号化方式がヤバいらしい。

 簡単に解読する方法が公開されて、暗号が暗号として役に立たなくなったという。かつては暗号化されていない無線LANネットワークを勝手に使われちゃうという問題があったけど、それと同様のことがWEPで暗号化された無線LANネットワークでも起こりつつあるようです。でも、古めの無線LAN装置でなにも考えずに設定すると、間違いなくWEPになっちゃうんだよな。ということで、自宅の無線LAN装置の暗号化方式をWEPから、より安全といわれるWPAに変更してみた。

■「WEPを一瞬で解読する方法」を研究者グループ発表 プログラムも公開予定 – ITmedia News

■無線LAN – Wikipedia

 無線LAN装置の設定をリセットして最初からやりなおし。暗号化方式をWEPからWPA+TKIPに変更しました。その後、無線LANを使用する機器のネットワーク設定を更新して、作業完了。ウチはNECの無線LAN装置なので、『らくらく無線LANスタート』という簡単設定機能があるのだが、暗号化方式をWPAにしてもコレが使えました。ヤレヤレ、ようやくひと安心。

 ノートパソコンも、PSPもWiiも無線LAN接続ができたんだけど、WPAの難点はNintendo DSが対応してないこと。Wiiは対応してるのだが、DSはダメ。

もっとも、DSはそんなにネット接続してないし、必要があればUSBの無線LAN装置に、MACアドレスによるフィルタリングをかけて使えば最低限のリスクで接続できるので、まぁよいかと……いや、あんましよくないけど、これ以上は使わない以外の対策を取りようがない。

 ちなみに、こんど発売されるDSiはWPAに対応しているそうです。ただし、WPAに対応するのはDSi専用ソフトのみで、従来のDSソフトでネット接続する場合はWEPになっちゃうとか。なんだかなぁ。

■WEPは一瞬で解読――ニンテンドーDSはどうなる – ITmedia News