こんど試してみよう。
ポール・フレール著『はしるまがるとまる―もっと楽しいクルマの運転』を読む。プロドライバーが初心者向けに書いた、ドライビングの入門書。日本の交通事情に合わせて改訂されているので、現代のドライバーにマッチした内容になっている。ポジションの決め方から、コーナーリングの仕方、エンジンの仕組みまで、要点がコンパクトにまとまっているので、大変読みやすい。
本書で勧めているのが、オートマチック車のブレーキを左足で踏むこと。教習所では、右足オンリーでアクセル、ブレーキを踏むように習うけど、左足も使ったほうが素早く反応できるというのが本書の主張。確かに、アクセルとブレーキを同時に踏まないようにすれば、両足を使うほうが合理的な気はする。
知っているとちょっとドライビングが楽しくなる情報が散りばめられた良書です。