「ガジェット」カテゴリーアーカイブ

1台で2画面ぶん『PHILIPS モニター ディスプレイ 439P9H1/11』を導入

僕にはこれぐらいでちょうどいいかな。

長年、パソコンは複数のモニターをならべるマルチディスプレイ環境をつかってきました。はじめて導入したのは『Millennium G450』というグラフィックスカードを使用した、複数のCRT環境。ブログのログをあさってたら、2000年からつかってるから、20年選手ですね。最盛期には3台の、トリプルディスプレイ環境だった時期も。

★Astronaut 2000年12月25日(月) そして完成!わしPCミレニアム

そんな、ながらくのマルチディスプレイ環境ですが、2021年現在、マルチディスプレイ環境を卒業し、シングルディスプレイ環境にもどってる。『PHILIPS モニター ディスプレイ 439P9H1/11』という製品で、いっけんすると退化してるようですが、さにあらず。左右にめっちゃ広い、ウルトラワイドモニターというヤツで、実質2台ぶんの広さをもつ、1台のディスプレイとうこと。

画面が湾曲してるので、最初は違和感がありましたが、すぐに慣れた。ひとりでセッティングするのは、限界にちかいおおきさですな。画面のサイズと解像度は従来よりわずかに広がっただけなのですが、マルチディスプレイ環境の場合、メインで使用する左画面を中心にポジションを設定してた。でも、新しいディスプレイのデスクトップは3840×1200の1画面で左右の区別はないから、中央にデスク、キーボード、マウス、椅子を移動させました。ワイドモニターというのは以前からありましたが、従来品は「左右に広い」というより「上下に狭い」という印象だった。本製品でようやく、本当の意味で「左右に広い」ディスプレイになった感じです。当初からあった、マルチディスプレイの枠が邪魔問題が、ついに解決ですよ。
本製品は、複数の入力方式に対応しており、画面の左右で別ソースの映像も出力できるから、1台のディスプレイでマルチディスプレイ表示も可能。全画面表示が超横長になるのが気になるなら、やってもいいかも。ただ、全画面が広すぎるならウインドウサイズを調整すればいいだけだから、僕は1画面でつかってる。HDMI入力とモニターポートで試してみたけど、モニターポートだと画面がたまにブラックアウトするので、HDMI出力オンリーで。
超横長ディスプレイがほしくて買っただけなのですが、上部にWebカメラが内蔵されており、画質はそれなりでWindows Helloという顔認証技術に対応してる。簡易的なものではありますが、パスコードを入力しなくてもパソコンのロックが解除できるのは便利。惜しむらくはちょっと前にWidnows Hello対応のUSB接続Webカメラ『マウスコンピューター CM02』を導入してて、バッチリと機能がかぶってることですな。ブログネタにする前にお役御免になってしまったよ。

また、USBのハブ機能も内蔵しており、パソコン本体に挿していたマウス、キーボードなどもディスプレイのUSBポート経由にした。こうすることで、ディスプレイに接続した機器でマウスやキーボードを使いまわすことも可能。パソコン本体の背面もスッキリして、メンテナンス性も向上。

これだけ大画面、高画質のディスプレイとなると、事務作業だけでなく動画鑑賞にも使いたい。作業中に画面の端で表示させても、邪魔になりませんからな。本製品はHDRという高輝度表示機能が利用可能。初体験なので、さっそくHDR機能を有効にしてみたのですが……うおっ、まぶしっ! 画面が白く輝いて、注視していると明順応で周囲が暗くみえるレベル。いや、動画鑑賞ならたしょう離れて観るからいいのでしょうけど、PC作業で画面に近づいて観るには明るすぎます。ふだんHDR機能は封印し、全画面でじっくり動画を鑑賞するときだけ有効化することにしました。

この写真は、リプレイス前のマルチディスプレイ環境。ディスプレイ上部に、速攻でお役御免となった『マウスコンピューター CM02』がついていますな。

ウルトラワイドなシングルディスプレイ環境になって思うのは、やっぱり複数のモニターでは画面の広さを生かしきれてなかったなということ。画面に切れ目がないと、本当の意味で広大な画面領域を利用できる。利用頻度の高いウインドウは中央に配置し、それ以外のウインドウは左右に配置して適宜入れ替える。横に長いテキストやExcelファイルなんかも、読める文字サイズで1画面に表示できるのは非常に便利。自宅パソコンはテレワークでも使用してるから、オフィスのパソコンより使いやすいです。世の中には、この製品より超超ワイドなディスプレイもありますが、僕にはこれぐらいでちょうどいいかな。

白い日産ジュークをカーボン調のブラックルーフにしてみた

車高たかめのジュークさんにはちょうどいいかと。

欧州で新型が発売されているにもかかわらず、日本では廃版となってしまった日産ジューク。そのルックスに一目惚れして愛用してきましたが、新型がなければのりかえを検討する余地もない。ジュークがわりのキックスは悪い車じゃないとおもうけど、ジュークではないという唯一最大の欠点から対象外。初代ジュークを購入してから、あれこれカスタマイズしてきた。購入直後、2012年のカスタマイズ状態は以下のとおり。初期状態からグリルがシャンパンシルバーに色替え、6cmローダウン、ホイールがスカイラインのモノだったりする。いまみると、なんか白っぽいですな。

で、こちらが2020年現在のジュークさん。最新のカスタマイズとして、カーボン調のブラックルーフにしてみた。塗装するのはこわかったので、原状復帰可能なフィルムラッピング。はがしちゃダメです。白いシャークアンテナも、ちゃんとラッピングしてくれたみたいですね。

さいきんの日産車も、標準でブラックルーフが用意されているようですが、アチラはピラー(窓枠)部分も黒くなってる。本車はルーフ部分のみブラックなので、どちらかというとベンツなど欧州の高級サルーンにみられる配色。屋根が黒いと車高がおさえられてみえるという効果があるので、ギリギリ立体駐車場にはいれない高さのジュークさんにはちょうどいいかと。ガソリン車の存亡があやぶまれる昨今ですが、いまあるクルマを大事に乗りつづけたいと思う所存。

『CarPlay』と『Android Auto』でナビを使い分け

どちらも改善の余地があるから、今後のアップデートに期待しております。

車載カーナビはやめて、車載ユニットを介してスマートフォンをカーナビ化する、iPhoneの『CarPlay』とAndroidの『Android Auto』を搭載した車載ユニットを利用中。みためはカーナビっぽいですが、オーディオとDVDと地デジチューナしかなく、カーナビ機能はスマホまかせという割り切った機種。スマホカーナビの欠点である、GPSが受信できないトンネル内でも、クルマの走行情報を取得して現在位置を推測するという、車載カーナビに準じる性能があるのがウリ。ただ、日本では車載カーナビが優秀なせいかいまいちパッとせず、現在使用中のKENWOOD DPV-7000は生産が完了し、同等の後継機はないみたい。あるのは地デジ受信機能をはぶき、スマホとの連携機能を強化した機種のみか。まぁ、カーナビなしの車載ユニットにしては割高感があったので、いたしかたなし。こんかいは個人的な『CarPlay』と『Android Auto』の使用感についてご紹介。すべての機能を使用した比較ではなく、自分なりの使い分けについてです。

スマホはiPhone 11 ProMAXと、Google Pixel 4を使用し、『CarPlay』と『Android Auto』を両方利用可能。カーナビアプリは有料のカーナビタイムを愛用してます。Yahoo!カーナビなど無料で評判のいいナビアプリもありますが、日本国内でナビアプリとして使用するなら、カーナビタイムがいちばん高性能で信頼できるとおもう。ですが、『Android Auto』ではスマホアプリとしてGoogleマップしか使用できないので、カーナビタイムを車載ユニットでつかおうと思うと、『CarPlay』+カーナビタイム一択になります、ハイ終了。──では記事が終わってしまうのですが、じっさいはメインで『CarPlay』+カーナビタイムを使用し、サブで『Android Auto』+Googleマップを使用するかんじ。現時点では『CarPlay』+カーナビタイムがベターではありますが、どちらにも一長一短がある。

『CarPlay』+カーナビタイムの経路は、はじめての場所に案内させようと思ったら、かなり信用できる。基本はメジャーな道を指示しつつも、渋滞時は一般車が通行可能な迂回路を提案してくれる。インターフェイスも車載カーナビっぽく、日本人にはなじみやすい。問題点としては、カーナビタイムの安定性がいまいちで、ナビ中にとつぜんアプリが落ちたり、現在位置が更新されなくなることがそれなりにある。アプリ再起動で復帰するとはいえ、運転中に操作するわけにもいかず、歯がゆい思いをさせられる場合も。案内の確実性も重要ですが、安定して動作することもカーナビアプリとしては重要なポイント。あと、店舗を目的地とすると、実在しない裏口に案内しようとする場所があるなどナビそのものにも問題点がある。指摘や改善提案をすれば対応してくれる場合もあるので、積極的にフィードバックを送っています。

対する『Android Auto』+Googleマップは、初期状態だと簡素な表示ですが、設定変更で航空写真と渋滞情報を有効にすると、なかなかリッチな画面になる。みやすいかどうかは別として、衛星画像がナビ画面に表示されるというのは、ユニークなポイント。地元を走るぶんには、現在位置と周囲の渋滞情報さえわかれば必要十分なインフォメーションは得られます。Google謹製だけに安定性はバツグンで、Google Pixel 4の『Android Auto』+Googleマップではナビ中にアプリが落ちたことはありません。とはいえ、ミドルレンジのAndroid SIMフリースマホで『Android Auto』+Googleマップをつかった場合はアプリが落ちまくったので、それなりにハイスペックな端末が必要かも。

ただし、『Android Auto』+Googleマップによるナビは問題大アリ……といいますか、『CarPlay』でもGoogleマップは利用可能なのでGoogleマップ固有の問題点なのですが、案内する経路がピーキーすぎる。1分1秒でも早ければ、可能な限り最短のルートを提示するため、知ってる場所の道案内に、いままでいちども使ったことがないような道を走らせようとする。それで通行できればいいですが最悪、普通車が通行できない細道や私道、そこまでひどくなくともクルマではあまり通りたくないような細道が大好きなようです。知ってる道ならトンチンカンなナビは無視すればいいだけですが、はじめての場所へ案内させようとすると、Googleマップの経路ははげしく不安がある。徒歩や電車なら気にならないんだけどね。各所で指摘されまくってることではありますが、徒歩用ナビのオマケ機能ではなく、クルマ用に安心して通れる道だけを優先して案内してくれる、真の『カーナビ』モードを実装してほしいです。

ということで、ナビの信頼度なら『CarPlay』+カーナビタイム、アプリの安定性なら『Android Auto』+Googleマップ。遠乗りするなら『CarPlay』+カーナビタイム、慣れた場所なら気分で『Android Auto』+Googleマップという感じで使い分けてる。カーナビタイムのシステム安定性が向上するか、Googleマップのカーナビとしての信頼性が向上するか、どちらも改善の余地があるから、今後のアップデートに期待しております。

【告知】当サイトにて公開している小説の朗読動画を公開中


黒電話がやってきた

壊れる要素がないので、半永久的につかえそう。

黒電話がやってきた──といっても、某国の某氏を揶揄するアレではなく、文字どおり昭和の旧電電公社時代からおなじみの黒電話。以前はウチでもつかってたのですが、プッシュ回線への移行にともなってNTTに回収され、いまはありません。昭和からつづく家庭なら、そういうパターンがおおいと思う。現在は電話回線もNTTではなく、ケーブルテレビのIP電話回線に番号を維持したまま移行してる。

こんかい入手した黒電話は、機器自体は旧電電公社時代のモノですが、ケーブルが加工されており、プッシュ回線に対応したケーブルを挿せば、電源不要でいまでも使用可能。ためしに自宅の電話機とケーブルを挿し替えたら、バッチリと発信と着信ができました。着信はともかく、発信は番号をひとひとつずつダイヤルを廻して入力する必要があり、1個入力するたびにダイヤルがもどるのを待たないといけないのが、いかにも昭和的でいい感じ。そもそも、スマホがメインで自宅の電話機から発信する機会はそうそうないから、こういうレトロな機器があってもいいのかも。

黒電話もまだまだ現役で使用可能……というか構造が単純なだけに、壊れる要素がないから、プッシュ回線が有効なら半永久的につかえそうですが、自宅の電話機は迷惑電話防止機能つきの最新型なので、これはコレで使用したい。ただ、黒電話を譲渡してもらう条件として、あげるのはよいが、ちゃんと使用しなさいというモノがあったので、利用法をかんがえてみる。メインの電話機としては不要だけど、自室用の電話機としてならあってもいいかも。

というコトで、10メートルのプッシュ回線用ケーブルを用意して、自分の部屋に黒電話を設置。テレワークで自室にいることもふえたから、いざってときに電話に出られるのは無駄ではないでしょう。黒電話、ちゃんと活用してますよ。

監視するのも楽じゃないWi-Fiカメラ『WTW塚本無線 BESTCAM WTW-IPW108J2』を運用中

監視しなければならない社会もめんどくさい。

高齢の親がいるので、自宅のみまもり用にWi-Fiカメラを導入し、運用中。以前、一時的におなじようなカメラを運用していたことがあるのですが、その時はネットワーク設定を変更したり、カメラにアクセスするのにWebブラウザが必要だったりと、いろいろ面倒なので使わなくなってしまいました。

現在運用中なのは、『WTW塚本無線 BESTCAM WTW-IPW108J2』という製品。6000円ほどと手ごろな価格で、設定がすめばスマホから自宅のネットワークに接続したカメラにアクセスできる。カメラの向きもスマホから操作でき、上下はそれほどでもないですが、左右は360度ちかくカバーできる。なかなか具合がいいので、2019年3月から導入し、現在は居間、寝室、台所と計3台を運用してる。

任意のタイミングで自宅の様子をチェックすることもできるし、動きを検知してアラートを発し、クラウドに保存された映像をあとから確認可能。スマホがあれば、いざというときに、素早く対応できる便利なガジェットではある。ただ最近、居間に設置している1号機の画像がおかしくなり、紫がかった色調になってしまった。画像が欠けるわけではないから、みまもり用として不都合はないのだけど、フルカラーではみるに耐えない。購入から1年以上経過し保証切れなので、有償で修理にだすよりは買いなおしたほうが早いか……とも思ったけど、つかえないわけではないから、使用頻度がひくく、いちばんあたらしい台所用3号機とポジションチェンジ。明るさによって、画面全体が紫がかったり、あかるい部分だけ色がついたりと、色味はヘンテコですけど、しばらくこのままでいきます。

オーウェルの1984年よろしく、国民を常に監視している社会なんて、ディストピアの象徴みたいなモノですが、いざ自分が監視する側になってみると、これはこれで面倒な作業。大半はつまらない日常が延々と映されるだけで、すわ有事のタイミングに素早く対応するなんて面倒この上ない。監視社会もツライけど、監視しなければならない社会もめんどくさいものだと痛感する日々です。あと、自分がカメラに映るポジションに立つときは、最低でもパンツを履く習慣をつけましょう。おっさんのヌードなぞ、本人ですら観たくないですしね。

スマートすぎてウォッチとはいいがたい『DIESEL ON G5 DT2015』

よくもわるくもスマホと同等の、多機能な腕時計型子機

以前から、スマートウォッチなるものに興味があった。時刻を表示するだけでなく、スマートフォンと連動し、通話やメール、LINEの通知。地図でのナビなど多様な機能が腕時計型端末でつかえるというモノ。いちばん有名なのはApple Watchですが、四角い腕時計は好きではないので、丸型となるとAndroid系のみとなる。

とはいえ、いきなり数万もする端末を買うのはこわいので、ためしにAmazonでセールしてた4000円弱のスマートウォッチを購入。中華系の製品で最低限の機能はあるものの、アプリの日本語が怪しかったり、レビューがサクラだらけだったり、そもそも記録した情報はどこのサーバに保存されてるんだよと怪しさ満点。ただ、ボタンを押したときだけ画面を表示させる設定にすると1週間以上、バッテリーが持つのは便利。週に1回、1時間ほど充電するクセをつければ、あとはずっとつけっぱなしでも大丈夫。安物だけど、値段なりにはつかえました。

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ただまぁ、最新のPixcel 4スマホとセットでつかうには、あまりにも貧相な気がするので、相応に高機能なスマートウォッチを購入してみる。いろいろなやんで、ディーゼルの『DIESEL ON G5 DT2015』を購入。Google謹製のWear OSを搭載したモデル。値段的には中の上といった感じでしょうか。

一見すると、丸型のゴツい腕時計ですが、文字盤がディスプレイになってる。時計としてのデザインは好きに変えられるので、デジタルでもアナログでも自由自在。スリープモード中は白黒表示になるけど、画面を注視するとフルカラー表示に切替わる。バンドのデザインはジーンズ調ですが、裏側はレザーなのでゴワゴワしたり色落ちしたりはしません。サイドにあるボタンふたつに機能が割りふれるけど、まちがって押してしまうことがけっこうあったので、天気表示とタイマーという、押しても害のない機能に落ちつく。

それでも手首を返すと竜頭が押され、勝手にGoogleアシスタントが起動することは防げませんが。ひと月ほど使用して、スマートウォッチとのつきあいにもなれてきました。

まずいえるのは、スマートウォッチを時計としてとらえたら、お話にならないレベルということ。朝フル充電して24時間、持ったりもたなかったりという感じ。電力が低下すると自動的に時計のみ表示になるのですが、睡眠モニターなどの機能は当然オフになってしまう。テスト購入した中華スマートウォッチなら、つけっぱなしでも大丈夫だったけど、十倍以上の値段がするWear OSスマートウォッチのほうが、使い勝手は低下してる。多機能かつ高機能なのはまちがいないですが、その代償はあまりにもおおきい。

機能を制限することでバッテリーを長持ちさせられるので、GPSとスマートウォッチ側での通話機能をOFFにしたら、こころもち長持ちするように。機能フルでも、朝出社して夕方帰宅するまでの利用ぐらいなら大丈夫。でも、終電まぎわ以降など、帰宅が極端におそくなると省電力時計のみモードに移行することが何度かあったので、仕方なく機能を制限することに。機能制限は、利用頻度がたかくないものを切ったけど、必要ならONにできるので、通常はOFFでも問題なし。

よくもわるくもスマホと同等の、多機能な腕時計型子機の域はでませんな。Wear OSじたいは、5年前ぐらいのAndroidスマホっぽい使用感。動作が不安定で強制再起動とか、GPSの精度向上のために8の字に旋回させるとか、ずいぶんひさしぶりにやりましたよ。たっぷり充電したはずなのに、バッテリー残量が70~80パーセントになってる場合は、なんらかのプロセスがバッテリーを消費している可能性があるので、とりあえず再起動したほうがいいみたい。

機能をフルにつかえて、軽く、薄く、最短でも1週間ぐらいはバッテリーが持つ。そうなってはじめて本当の「スマート」な「ウォッチ」になるとおもいます。腕時計としては論外ですが、多機能な腕時計型子機として、しばらく活用していきますよ。

■2020/03/18追記

しばらく本機を使用していましたが朝、充電器から外したらいっしょに裏ブタがパカッと外れてしまいました!

あわててフタをおしつけ、機能に問題がないことを確認。同様の事象がないかネットで調べたんだけど、ありました。「DIESEL ON スマートウォッチ GENERATION 4」という製品のいちぶに不具合があり、返金対応か新世代品に交換対応だったらしい。ちなみに僕のは同社のGENERATION 5……って、このトラブルの交換対象品ではないですか。裏蓋がとれないよう、改良されてるはずなのですが。

使用可能とはいえ、防水性や信頼性が不安なので、サポートに問い合わせ。さいしょ、発売元のディーゼルに連絡したら、GENERATION 5で裏ブタがはずれる事象は報告されていない、スマートウォッチは機械部分を製造しているフォッシルに問い合わせてくれといわれる。フォッシルの時計用サポートに電話したら、スマートウォッチは別な電話番号にかけてくれといわれる。で、フォッシルのスマートウォッチ用サポートに電話して事情を説明したら、スマートウォッチ本体と充電器を送ってほしいとのこと。外装品は捨ててしまうので、箱は不要。Amazonで購入した場合は保証書がないので、購入履歴のページを印刷して添付が必要。配送先情報でゴタゴタしましたが、なんとか着払いでサポートセンターに配送しました。

■2020/03/30追記

フォッシルのサポートセンターから手紙が……て、手紙? なんでもフタのとれたスマートウォッチは修理不可なので、良品交換でいいか、電話かFAXで返事しろとのこと。よくない場合が書いてないけど………。ともかく電話してみたら、交換がいやなら返金対応とのこと。左様っスか。

交換品は大丈夫なの? ときいてみたら、より新しいGENERATION 5に交換だから大丈夫だそうです。僕のはその、GENERATION 5なんだけど……。どうやら対応された方、前述のGENERATION 4からの交換対応と勘違いしていたようで。いっそ返金してもらい、他社のスマートウォッチに買い替えようかとの想いがよぎりましたが、グッとこらえて交換を依頼。スマートウォッチはまだまだ改良の余地がありすぎるとの認識をあらたに、良品到着をまちます。

■2020/04/09追記

サポートに交換希望と連絡してから、4日ほどで代替品が到着。裏ブタのとれたモデルと同一品なので、またはずれるんじゃないかという不安はぬぐえません。いっぽうでスマートウォッチなしの生活をしばらくしてたら、けっこう不便をかんじることが多かった。時間表示とスマホ通知が手元でみられる利便性はたかかったんだなと。

二代目スマートウォッチとなったので、再セットアップ時に有料のウォッチフェイスを購入。みやすいアナログ時計風です。この代替品がまた、短期間で裏ブタがはずれるようなら返金対応してもらい、バッテリーの持ちがよい別製品に買い替えますよ。

置き配バッグ『OKIPPA』の利点と問題点

もうちょっとコストをかけてセキュリティと利便性を高めてほしいところです。

宅配便の受取時に、うっかり外出していて再配達をたのむ。などという受取るほうにも、配達するほうにも不幸な事態をふせぐため、不在でも荷物を入れて置ける置き配用バッグ『OKIPPA』というモノがあります。無料モニターキャンペーンに申し込んだら当選したので、さっそく家の玄関に設置してみた。ワイヤーつきの器具を家のドアノブなどに固定し、専用の折り畳みバッグと固定。ウチはドアノブがないので、雨樋の金具に固定してみた。バッグを展開すると中ぐらいの段ボールぐらいは入れられる大きさ。配達員がバッグに納品したらジッパーを閉じ、3桁のダイヤル式錠前をかければ完了。撥水加工だけど防水仕様ではないため、雨の日はビニールをかぶせろと書いてあるから、あらかじめビニール袋をセットしてるけど、バッグ自身に簡易な防水性がほしいところ。

実際に設置してから何度か、『OKIPPA』での配達がありました。いてもいなくても配達してもらえるのはやはり便利……なのですが、最後にダイヤル式の錠前をかけるところで、ちゃんとロックがかかってなかった。錠を閉じてからダイヤルを廻さないとロックがかからないのだけど、コレが廻されてないんだな。付属の説明書にもダイヤルを廻せと書いてはあるけど、たしかにわかりにくい。治安のいい日本で、そうそう盗まれるとは思ってないけど、適切に対応されてないのは不安があります。さらにいえば、ロックをかける前の錠前は正しいロック番号にあわせる必要があるので、施錠する人にも番号がまるわかり。とりあえず、バッグの錠前を付属のダイヤル式から、カギ式に交換。これなら錠をはめれば施錠されるし、カギがなければ開かないので、最低限のセキュリティは確保できるはず。

そもそもの問題として、固定するワイヤにしろ、バッグにしろ、3桁のダイヤル式錠前にしろ、悪意ある相手が器具やスキルを駆使すれば、容易に持ち去られてしまうとも思う。それどころか、使用前のバッグをひらいて錠前のロック番号を確認してしまえば、正しく施錠されたバッグでさえも容易に開錠できるのではないか。

現行の『OKIPPA』は、セキュリティのゆるさに目をつぶるとしても、使い勝手の悪いダイヤル式の錠前と、雨の日にビニールをかける必要があるバッグは改善すべき。最低限のコストで、最低限のセキュリティを確保する品ではありますが、もうちょっとコストをかけてセキュリティと利便性を高めてほしいところです。

ついいに新型日産ジュークが発表された

今回こそは僕の乗りたいクルマを売ってほしいです。

愛車、日産ジュークに乗り替えたのが2012年。もう7年もたったのか。街乗りのコンパクトSUVという、ありそうでないクルマだったはずが、いまやさまざまなジュークっぽい他社製品が目白押し。日本市場ではすっかり旬がすぎたクルマになってしまいましたが、欧州ではそれなりに売れているらしい。新型ジュークが出るというウワサは数年前からあったけど、ゴーンショックなどを経て、ついに新型が発表になりました。

現行ジューク乗りからみた新型ジュークの印象ですが、いろいろと先進的な技術を盛りこみつつも、ちゃんとジュークにみえるデザインに仕上げてきたな、と。ボディがじゃっかんおおきくなったぶん、後席とトランクの容積が増えたのは好印象。現行ジュークは、微妙に日本の立体駐車場におさまらない高さだったのが、新型ジュークはさらに3センチアップしたとのことですが……まぁ、そのほうがあきらめがついていいのかも。

そもそもジュークの新型が出ることすら怪しい時期もありましたが、無事に発表されてなにより。欧州むけのクルマだけに、日本市場に投入されるのか? 同格のヴェゼルやCH-Rと張りあえるかも未知数。でも、もし出るなら次回は高性能なジュークニスモ、さらに選択肢があるならマニュアルモデルに乗換を検討したい。かつて出るかもといわれながら、けっきょく市販化されなかったIDxというコンセプトカーがありました。市販化したら買うつもりだったのに! あのガッカリ感は忘れないよ。

が、今回の日産ジュークは実車があるのだから、欧州よりおくれても日本市場にもぜひ投入していただきたい。小さな声を大にしていうのですが、僕は日産車が好きなのではなく、日産ジュークが好きで乗換たクチなので、今回こそは僕の乗りたいクルマを売ってほしいです。

iPad Pro 11インチSIMフリーモデルを購入

この10万円はギフトだとおもって。

先日、知らぬ間に大金を落としてたんですよ。銀行のATMから10万円をおろして、ズボンのポケットに入れていたら。駅の階段で見知らぬかたに声をかけられ、これ落としましたよ、と。それがまさに、くだんの10万円がはいった封筒。落としたことにも気づかぬうちにもどってくるとは、さすが日本です。いやいや、どうもありがとうございます。

んで、なくしたはずの10万円が気づかぬうちにもどってきて思ったんですよ。この10万円はギフトだとおもって、ほしいモノに使ってしまうべきではないかと。前回のエントリーで書きましたが、電子書籍などを閲覧するために使用していたタブレット、Xperia Z4 Tabletがまだ実用に耐える段階で、新型機にリプレイスすべきかなやんでた。でもこの出来事がきっかけで、決断しましたよ!

同等以上の新型機として、アップル『iPad Pro 11インチ』のSIMフリー版を購入。ずっとソニーの新型Xperia Tabletをまってたのですが、いつまでたってもでる気配がないので、こちらをチョイス。モバイル通信は、サードスマホのXperia Z5に挿していた、mineo Aプランの格安SIMを流用。au系のmineo SIMは以前、iOSだとテザリングができない問題がありましたが、現在は解決してるのでモバイルルータとしても利用可能です。

サイズと重量はZ4 Tabletよりじゃっかん増えましたが、画面がひろくなったうえにテザリング用のXperia Z5が不要になったため、トータルでは機能アップとダウンサイジングに成功。Z4 Tabletだともたつくことがあった電子書籍のページ送りも、ぬるぬるサクサクに。あと、タブレットを横向きにして電子書籍を見開き表示した場合、Z4 Tabletだと左右にスペースができて画面に無駄があったのですが、iPad Proだとページにジャストフィットして無駄がない。マンガの単行本などは横の見開き表示で実用的に閲覧できます。もちろん、縦画面の1ページ表示や部分拡大も可能だから、ちいさすぎて読めないということはありません。Z4 Tabletになれていると、やはり重いなという気はしますが、そのうち慣れるでしょう。

必要なアプリをいれてセットアップと最新化が完了。画面保護に、指紋のつきにくいガラスフィルムを貼りつける。テザリングをON/OFFしなくてもタブレットでモバイル通信できるのは、やっぱり便利ですね。あまったXperia Z4 Tabletの利用法もかんがえているので、無駄のない買い物になったのではないかと。