「旅行記」カテゴリーアーカイブ

トルコのお酒『ラク:テキルダーゴールド』を飲む

微妙にリッチ。

トルコのお酒で有名なのは『ラク』。リキュール系でアルコール度数の高いお酒ですが、水で割ると白濁するのが特徴。トルコ旅行に行って以来、日本でも何度か飲んでます。おみやげとして入手しやすいのは『イェニ ラク(Yeni Raki)』ですが、今回は『テキルダーゴールド(RAKI Tekirdar Gold)』というラクを頼んでみた。ちなみに、となりの長細いボトルは、いっしょに頼んだオリーブオイルです。

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テキルダーは、イェニよりもコクがあってアニス(ういきょう)の風味が味わい深い。僕は、こっちのほうが好きだな。まあ、お値段も高めですけど。

トルコの黒ビール『EFES DARK』を飲む

旨トゥルキエ!

トルコのメジャーなビールといえば、エフェスビール。トルコ旅行中も愛飲し、帰国後も日本で買ったりしてた。でも、帰国後に飲んだことがなかったのが、エフェスの黒ビール。最近、各地の黒ビールを飲んでいるので、エフェ黒も注文してみた。

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アルコール度数6.1%。甘みがあって口当たりが良い。1988年モンドセレクション金賞受賞だそうです。

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小豆がゆと一緒に、美味しくいただきました。トルコのビール、旨し。

『よみうりランド丘の湯』で、オールインワン入浴

友人の引っ越しの手伝いをした後に、『よみうりランド丘の湯』へ連れて行ってもらった。

よく行く『湯快爽快たや』と系列はちがいますが、食事処があって様々な風呂があるというパッケージングはよく似てる。遊園地の客を当てこんでいるのでしょう。

すぐそばに、観覧車が廻ってるけど、もちろん風呂からは見えないようになってます。一通りの露天と屋内の風呂、サウナをめぐって、フルーツ乳飲料を飲んでコンプリート。こういうのもアリですな。

江ノ電が混んでいた黄金週間

珍しく、ゴールデンウィークまっただ中の日曜日に、江ノ電に乗ってみた。

鎌倉駅に行きたくて途中で乗ったのだが、すごい混雑で乗るのもひと苦労。で、鎌倉についてみれば、JRへの乗り換え口が閉鎖され、乗り待ちの行列が駅の外にゾロゾロっとできてた。おそらく、途中の駅まで歩いた方が早く乗れる気がするよ。

地元鎌倉の人間が、うっかり観光鉄道に乗るもんじゃないね。

花見鎌倉2010 in 妙本寺

桜が満開とのことで鎌倉、妙本寺へ行ってきた。ウム、たしかに満開なり。

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ちなみに左下はカイドウですけどね。

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ついでに駅前にも行ってみたけど、段葛の桜は、まだ八分咲きといった感じでした。あとひと息!

【写真あり】鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れる

鎌倉、鶴岡八幡宮の石段脇にそびえる大銀杏(おおいちょう)が、9日からの雪まじりの強風で倒壊しました。

さっそく現地へ出かけてみると、正面の石段は閉鎖され、テレビの取材がきていました。カメラを向ける一般人もたくさんいたので、それにまじって撮れる範囲で撮影。

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植え直しは難しいみたいですが、子供の頃から見慣れた大樹なので、なんとか復活してほしいものです。

【映画】『ミッドナイト・エクスプレス』刑務所残酷物語

ガールフレンドは、サービスしすぎです。

1978年の映画『ミッドナイト・エクスプレス』をWOWOW録画にて鑑賞。ネタバレ注意。1970年のトルコにて、首都イスタンブールから国外に麻薬を密輸しようとしたアメリカ人青年が逮捕、投獄される。ここまでは自業自得なんだけど、いつまでたっても出所させてもらえず、自力でミッドナイト・エクスプレス(深夜特急=脱獄の隠語)するまでを描く。実話をもとにした話ですが、獄中の描写がとにかくヒドイ。非衛生的で看守は強権的。常に密告者の目が光ってる。脱獄へむけて、バイオレンスの度合いが、どんどん加速していく。

ただコレ、かなり描写が誇張されているらしく、本当にここまでヒドイ扱いを受けたわけではないようです。そもそも、どんな理由をつけても、故意に麻薬を密輸しようとした主人公を同情的に描くのは無理がある。政治的、国策的な匂いのする映画ですが、エンターテイメントとしての暴力描写は秀逸。どんどん、最底辺へ追いやられていく主人公の凋落っぷりは、いっそすがすがしいですな。

浅草で人力車に乗ってきた

浅草へ人力車へ乗りにでかけた。なにげに、人生初の浅草。

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人力車の資料館を見学したり、雷門や浅草寺を見学して、人力車に乗る。最短の10分コースで2台乗せてもらいましたが、興味深かったです。む、人力車の写真は顔がアップで映るので使いづらいな。

おみやげに、人形焼きを買いました。

ディープな散策『人力車が案内する鎌倉』

転倒防止ストッパー無しが、本格派の証。

青木 登著『人力車が案内する鎌倉』を読んだ。現役の人力俥夫、「有風亭」の青木氏による鎌倉案内。本書は2部構成になっており、1部は人力俥の歴史と、有風亭が鎌倉で観光人力俥の営業を開始(1984年)してから現在(2003年)までの足跡。2部は人力俥による鎌倉観光の口上を文章化したもの。

人力俥というと、鎌倉駅前の二の鳥居付近に何台か客待ちをしているのは知ってましたが、乗ったことはなかった。大別すると、人力俥夫には、企業、個人、趣味人の3種類の方がいるそうです。著者は個人で営業されている。鎌倉での営業開始直後は客足が伸びず、苦労されたそうですが、地域に密着した地道な営業と、結婚式場の送迎を専属業務とできたことで収入が安定。その後、鎌倉に大手企業が参入して苦戦しつつも、現在にいたる。

基本は押さえつつも、観光ガイドに載っている以上のディープな知識が得られる良書です。

──と、結論を述べただけではツマラナイので、本書に載っている場所を、裏駅(鎌倉駅西口)周辺を中心に、何カ所か訪れてみた。鎌倉在住なので、ちょっと歩けば行ける場所なのです。

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扇ヶ矢にある洋館、古我邸(P181)。鎌倉の歴史的建造物。

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寿福寺(P175)。北条政子が建立した寺。

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海蔵寺(P177)。紅葉の名所だそうですが、みんな散ってました。

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海蔵寺内にある、「鎌倉十井」のひとつ、「十六の井(P178)」。岩をくりぬいた中に、16個の井戸がならんでます。ここは別料金で100円。

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「鎌倉十井」のひとつ、「底抜の井(P178)」。尼さんが、桶の底が抜けた拍子に、うっかり悟りを拓いてしまったのが由来だそうです。

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旧川喜多邸(P150)。いずれは映画記念館になると紹介されていますが、2010年1月現在、その工事が進められていました。

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日蓮上人辻説法跡(P155)。日蓮上人が南無妙法蓮華教の布教活動をした場所。若宮大路の東側に平行して走る細い道に、「小町大路通り」だの「日蓮辻説法通り」だのと大仰な名前がついているとは知らなかった。

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大巧寺(P198)。安産祈願の寺で、花の名所。境内を抜けると、若宮大路と小町大路通を移動できます。

鎌倉に住んでいるので、個々の場所は知っているのですが、そこにまつわる知識が加味されると、散策がより楽しくなる。2003年の情報なので、閉鎖してしまった場所もありますが、それを確かめるのも一興。そのうち、観光人力俥にも乗ってみたいですな。